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ストレスを発散する

このページでは、更年期の症状の改善法として「ストレスを発散する」ことの大切さを挙げ、ストレスを発散する方法をご紹介します。

ストレスと上手に付き合いながら更年期の症状を改善するには?

更年期の症状とストレスの関係

更年期は女性ホルモンの分泌が大きく変わり、心も体もストレスにさらされることが多くなります。このストレスは更年期障害を悪化させる原因にもなっており、実際にストレスを感じやすい人ほど更年期障害の症状が重くなるといわれています。

では、なぜストレスがよくないのかといいますと、私たちの体はストレスを受けるとさまざまな「ストレスホルモン」を分泌します。

このホルモンが体の各所に影響するため、動悸、息切れ、食欲不振、疲労などを引き起こし、更年期障害を悪化させる原因となるのです。さらに、更年期障害の症状の中でも、精神的な部分に起きる症状には心理的な要因が大きく関係しているといわれています。

とくに更年期の時期は、女性にとって生活面でもさまざまな変化が起こる時期と重なります。子どもの就職や結婚といった子どもの独立に関する心理的な負担や、子育てが終わることでの消失感、仕事をしているのであれば、自分自身の職場での立場の問題。

さらに、この時期にはご主人が管理職の立場になっていることも多く、ご主人の仕事が多忙になって夫婦間の会話が減ることでストレスを抱える場合も多いようです。また、ご両親の介護問題が出てくる時期でもあり、更年期の女性には精神的にも非常に負担がかかる時期なのです。

このようなことからも、ストレスを解消する方法がわかっていて、精神的な余裕を持つことができれば、更年期障害を軽くすることができるでしょう。

更年期障害を訴える女性の71.2%はストレス因子あり

大阪医科大学産婦人科学教室の後山助教授らは、7年間にわたって大阪医科大学産婦人科に訪れた41?68歳の女性475人(閉経女性の割合41.3%)に取材を行いました。その結果、不定愁訴を訴える女性の実に71.2%は何らかのストレス因子を持っていたことが判明。内訳は以下の通りです。

<ストレス因子(重複回答あり)>

それぞれのストレス因子についてもう少し詳しく見ていきましょう。

一番のストレス因子は自分自身

アンケートの結果、ストレス因子として半数以上の女性が選んだ事柄は自分自身に関することでした。中でも一番高いストレスとなっているのは「現在の病気のこと」で37.3%もの女性がストレスとして挙げています。不快な症状そのものが、女性にさらにストレスをかけている様子がうかがえる結果です。

次点では、仕事、家事、職場の人間関係となっていますが、それぞれ10%を切る数値となっており、現在の病気がストレスだと感じている女性がいかに多いかがわかります。

夫に関するストレスは人間関係

自分自身に次いで多かったストレス因子は夫に関することです。中でも人間関係が一番高く12.4%となっています。夫の仕事や病気が次点のストレス因子ですが、比率はあまり高くありません。

その他のストレス因子

その他のストレス因子として挙がっている子どもについてですが、こちらは子どもの生活態度に関するストレスが一番高く、次いで子どもの結婚関連、受験と続きます。子どもの重要なライフイベントに差しかかっている女性には、それなりに大きなストレスがかかっている状態です。

ただ、子どものライフイベントよりも「生活態度」に対するストレスの方が上回っているのは、いくつになっても子どものことを気にかけてしまう母親の姿が浮き彫りになっているのかもしれません。

両親に関するストレスでは介護に関することが主なストレス因子で、生活関連では生活そのもの・家計に関するストレスが主なものとなっています。

参考:平成14年6月『更年期・初老期の不定愁訴例における社会・文化的ストレス要因の解析一時代によるその変遷を含めて』大阪医科大学産婦人科学教室 後山尚久 池田篤 東尾聡子 植木實

更年期障害の症状について

日本人女性における更年期障害の症状は、どのようなものが多いでしょうか。大阪医科大学産婦人科の婦人心療・更年期・閉経外来にて1986年6月~1999年6月の13年間で中高年女性の不定愁訴を調査した結果、多かった症状を以下に列挙します。

それぞれの症状について、さらに細かく見ていきましょう。

女性ホルモンの減少が影響:内分泌性更年期障害

40歳前後になると、女性ホルモンのうちエストロゲンが低下し、ゴナドトロピンという物質が上昇することで発生する諸症状を内分泌性更年期障害と言います。肩こりやしびれ、のぼせ、ほてり、発汗、不安や焦りといった負の感情を抱きやすくなる症状がその特徴です。

ただし、内分泌性更年期障害と似たような症状でも、内分泌系はあまり乱れていない、という場合もあり、内分泌性更年期障害との識別が必要な場合も多くあります。更年期に対応したサプリの中で、エストロゲンに似た成分が配合されているものは、内分泌性更年期障害からくる症状に対応した製品と言えるでしょう。

うつ病などに代表される感情障害

不定愁訴を訴えた女性の内、内分泌性更年期障害に匹敵する3割近くの女性は感情障害です。精神的な落ち込みを伴うつ病や、仮面うつ病といった病気がこの中に含まれます。

更年期障害が発生する40歳代は、女性にとって子どもの受験・結婚、両親の介護など大きなライフイベントがあり、ストレスが多くなる時期です。まだ内分泌系に乱れはなくても、ストレスによる心身症も当然出てきます。うつ病や仮面うつ病も、心因性の身体症状が出ることが多く、しかも内分泌性更年期障害で列挙したのと同じような症状がある点が特徴です。

パニック障害などに代表される不安障害

不安障害は、名前の通り主な症状が不安感です。不安障害の代表的な症状ではパニック障害がありますが、その他にも恐怖症や全体性不安障害といった症状もあります。恐怖症とは特定のあるものに対して恐怖を感じる症状で、全体性不安障害とは理由のない不安感で日常生活や仕事に支障をきたす症状のことです。不定愁訴を訴えてきた女性の不安障害は、パニック障害が多く次点が全体性不安障害となっています。

参考:
平成12年12月『更年期閉経期女性のクオリティー・オブ・ライフの確立と全人的医療の実践への期待』大阪医科大学産婦人科 後山尚久
『厚生労働省 皆のメンタルヘルスガイド 専門的な情報 疾患の詳細 パニック障害・不安障害』厚生労働省

ストレスを発散する方法

ストレスと向き合う上で大切なのは「心身をリフレッシュさせること」です。リフレッシュの方法はさまざまですが、スポーツをしたり、没頭できる趣味を持ったりと、ご自身が心地よさを感じることを日々の生活に取り入れていきましょう。

また、生活習慣が乱れていては、ストレスも溜まりやすくなるといわれていますので、睡眠をしっかりとり、バランスの良い食生活を心がけることもお忘れなく。

とくに真面目な人、神経質な人、思いこみの激しい人などの性格の人ほど、更年期の症状が強くあらわれるといわれていますので、ストレスとの向き合い方を考え、うまく発散していけるようにしましょう。

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