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更年期障害のサプリに含まれる「レシチン」とは?

更年期障害の症状

まずは、更年期障害で現れる症状についてご紹介します。女性が閉経を迎える年齢の前後5年間にあたるのが更年期です。ほとんどの女性がこの期間に心身の不調を感じ、さまざまな症状が現れます。他の病気を原因とする症状以外のものが更年期症状と呼ばれ、なかでも日常生活がまともに送れなくなるほどの重い症状は、更年期障害にあたります。

更年期障害は病気が原因になっているわけではなく、閉経の2年ほど前から起こる「エストロゲン」という女性ホルモンの低下を主な原因とする症状です。症状としてよく見られるのが以下の3つ。

・自律神経失調の症状

3大症状と言われるほてりやのぼせ、冷えに加えて動機やめまい、頭痛や疲労感、肩こりや胸痛、疲れやすさや息苦しさなど、自律神経の乱れによる症状。

・精神的な不調

イライラや抑うつ気分、集中力の低下や無気力、睡眠障害などが見られ、気分の浮き沈みが激しくなってコントロールできない状態になる人もいます。

・その他の不調

関節痛や手足のこわばり、食欲不振や嘔気、骨粗しょう症など。

 

その他、女性ホルモンのバランスが崩れたり変化したりすることにより、外陰部や膣に乾燥が起こり、不快に感じることもあります。

これらの症状が現れて病院を受診したとき、他の疾患がない場合は更年期障害と診断されるでしょう。

 

 

サプリで更年期障害の症状を緩和

更年期障害に対する治療は、ホルモン補充をはじめプラセンタ療法や漢方薬による治療などさまざまです。基本的には、それぞれの症状を緩和させる対処療法となります。

更年期障害の症状が現れる前の予防を考えている人や、低価格で緩和させたい人には、サプリメントの摂取がおすすめです。症状が軽度であれば、サプリメントによる対処で緩和することもできます。

クリニックの治療としてサプリメントが処方される場合、エストロゲンの活性が高いエクオールという成分を含有したものが多いでしょう。更年期症状の緩和に女性ホルモンを安定させるサボニンやイソフラボンの摂取が推奨されており、これらの成分を含むサプリで摂取するのも効果的です。その他、更年期サプリには症状の緩和に有効とされるさまざまな成分が含まれています。

 

 

レシチンの特徴

更年期サプリに含まれる成分のひとつに、レシチンがあります。もともとはリン脂質の別名として、呼ばれていました。今では、動物や植物から取り出されるリン脂質から成る混合物の総称となっています。レシチンの原料によって、卵黄レシチンと大豆レシチンの2つに分けられ、それぞれに異なる効果が期待されています。

レシチンは神経細胞の膜を構成する成分であり、神経細胞を保護するという大きな役割を担っています。注目すべきは、水と油両方になじみやすいという性質です。

すべての動植物の体は、水溶性と脂溶性の2種類の物質から成り立っています。体が細胞膜を通して水溶性と脂溶性両方の物質を取り入れ、排泄できるのは、水と油両方に親しみやすいレシチンの働きがあるからなのです。水に溶けにくいとされる脂溶性ビタミンをはじめ、脂質やコレステロールなどをレシチンが包み込み、水に溶けやすくすることで体内へスムーズに吸収できるようにしています。体内でレシチンが不足すると物質の行き来がスムーズに行われなくなり疲労や不眠のほか、悪玉コレステロールや動脈硬化、糖尿病などの症状が現れることがあるのです。

また、レシチンは神経伝達物質の材料になるという重要な役割を持っているため、さまざまなホルモンの分泌を促進・調整してくれています。

 

 

レシチンの効果・効能

レシチンは細胞を活性化して体の基盤を整える役目があるため、わたしたちの体にさまざまな効果をもたらしてくれます。そのなかのいくつかをご紹介しましょう。

 

・自律神経のバランスを整える

レシチンは、神経細胞伝達物質の材料になるという大きな役割を担っています。レシチンを体内にしっかり取り入れることで神経伝達物質が作られ、自律神経のバランスが整うのです。そのため、頭痛や不眠、イライラといった自律神経の乱れによる症状の予防や緩和、記憶力の低下や認知症の予防効果が期待されています。

 

・動脈硬化を予防

レシチンが大きな特徴として持つ乳化作用により、血管に付着して固まったコレステロールを溶かし、血流を良くする効果があります。そのため、動脈硬化や心臓病、脳卒中など血液や血管系の疾患改善や予防としても注目されているのです。

 

・美肌効果

レシチンが新陳代謝を促すことに加えて、ビタミンAビタミンDなどの脂溶性ビタミンを吸収しやすくすることで肌が必要とする栄養分が届き、美肌効果が期待できます。

 

その他、脂質コントロールの働きによる肥満や妊娠中毒症の予防、ダイエット効果や細胞の老化防止なども期待されています。

 

 

レシチンが更年期障害に与える影響

自律神経のバランスが乱れるとイライラや疲労感が現れる更年期には、それを鎮めるための栄養素として、自律神経を調えてくれるレシチンを体が必要とします。しかし、更年期はレシチンが不足しやすい状態であるため、ますます更年期の症状が悪化してしまうのです。

体内にしっかりとレシチンを補ってあげることで、細胞が活性化されて自律神経が整い、更年期障害として現れる精神的な症状の改善が期待できます。

実際に、大豆レシチンが中年女性に与える影響について調査する試験結果によると、大豆レシチンの摂取により中年女性の活力が向上し、血圧や動脈硬化の改善が見られました。

 

 

食品からレシチンを摂取するには

精神的な更年期症状を改善してくれるにもかかわらず、体内で不足しがちなレシチン。更年期にこそ、食品などからレシチンを十分に摂取することが大切です。そこで、レシチンを豊富に含む食品をご紹介しましょう。

レシチンを豊富に含むのが、大豆製品や卵黄。特に、大豆製品には大豆レシチンと呼ばれる不飽和脂肪酸が含まれ、細胞膜を作る成分となります。脳や神経、肌などさまざまな細胞膜を構成し、細胞を正常に保とうとする役割持っているのです。その他、レシチン小魚やレバー、うなぎなどにも含まれています。卵黄は、卵黄レシチンを多く含みますがコレステロールも多いため、肥満気味の人は大豆レシチンの方がおすすめです。

レシチンは普段の食事で摂ることで、過剰摂取になる心配はありません。更年期障害に悩んでいる人は、規則的な食生活のなかに、豆腐や納豆、豆乳などの大豆製品をはじめ、レシチンを含む食品を積極的に取り入れてみましょう。

 

 

サプリで効率よくレシチンを摂取

レシチンを食品から補おうとしても、毎日の食事に大豆製品や卵黄を継続して取り入れるのが難しい人もいるでしょう。また、動物由来の食品から摂取しようとすると、コレステロールが多いものもあるため、脂質が気になる人もいるはず。

そこでおすすめしたいのが、レシチンを含んだ更年期サプリ。レシチンが豊富な食品を毎日取り続けるのが難しい人も、サプリなら手軽に、効率よく摂ることが可能です。また、大豆や卵黄のアレルギーを持っている人も、サプリメントの原材料やアレルギー表示を確認することで、自分に合った摂り方を選ぶことができます。

病院では更年期障害の治療として、ホルモン剤の投与が行われることがありますが、副作用が強いためなかには合わない人もいるようです。そのような人にも、レシチンを含んだサプリメントがおすすめ。

サプリメントでレシチンを摂取する場合は、必ず原材料を確認し、製品に表示されている用法や摂取量を守るようにしましょう。

 

 

5年前後に及ぶ更年期は、冷えやほてりなど身体的な症状にさまざまな精神的症状が加わり、女性にとって大変辛い時期となるかもしれません。症状が重い場合はひとりで抱え込まず、病院を受診しましょう。軽い症状であれば、更年期サプリメントを上手に活用するなど自分に合った改善法を見つけてみてはいかがでしょうか。

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